クルーザーを購入した当時は兎に角「流せ!」とのチャレンジ。※流すとはトローリングの事。
一度かかるも夢はかなく終了したのはいつの事だろうか・・・(最初の方の釣り記録を参照)
そして、ギャフまでかけて逃したサイパンツアー・・・思い返せば2007年、2008年、そして今回で3シーズン目の2009年、遂に、遂に、やったよ!感動して泣くかと思ったよ(笑)

太一@2009年8月

初日編

いつものコンビニで食料調達♪♪

さぁ、出航だ!準備準備♪@朝4時半

大島途中で大きな潮目、流すとシイラ入れ食い

飛行機を出すと直ぐにシイラの子供

(別名:ペンペン)が釣れる。

釣れる・・・釣れる・・・

そのビデオがこれだ!↓

 

沢山かかるんだけど、あんまり喜ばれない(笑)

可哀想なシイラ君達・・・

だってぇ〜6本ラインを出して引くんだけど、隣と絡めて

ライン解くのが大変なんだもの(笑)

 


色々な反応があるくせに、全然釣れない。。。

食べれそう?エサにはどうだろう?結局海に戻した

 

波も荒く、大島で宿泊。今日は英気を養おう♪

そうそう、一度だけトローリングしている時に

「ジィ〜〜〜」って音が鳴り(Deeは1階で寝てた)

気づいたら私は「Hit!Hit!」と大声で叫び、他の竿を

片付けるが、その間に魚は「さよぉ〜ならぁ〜」といなくなる。

なぜフッキングしない?その回答が明日分かる事になるのだが・・・

 

2日目、GET編

さぁ、朝だ!出航だ!

;

綺麗な朝焼けです・・・気合が入ります・・・うっす!!

 

これが船でトローリングをしている時の動き。揺れるんだ・・・これがまた・・・

そしてドラマはそこからあった・・・

ジィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

けたたましく鳴り響くリールの音、「Hit!Hit!」と叫ぶ俺。

ランディング(船に魚を揚げるまでの作業)を考えれば他の竿とリールを

速攻で片付ける必要がある。船の速度はそのままでフッキングさせる。

昨日に引き続き、2回目のヒット、【絶対】に取る!カジキか?大型シイラか?

竿とリールは全て5個出してある。片付けるのに2分はかかる。

あれ?

またいなくなった・・・完全にフッキングしてない・・・

なぜだ???

でも昨日に引き続き、Hitはしている。マグロ漁船の行動を思い返し、

「よし、Hitの後に船の速度を3ノットあげて、9ノットでフッキングだ!」

と話をしながら仕掛けを徐々に投入している中で、突然

ジィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

えぇぇ〜そんなに直ぐに?!入れ食い?!

また他の竿を片付け始める。すると

「バシャーン」とはねるカジキ、初めての目視確認。心はバクバク(笑)

また一生懸命片づけをしていると「さよぉ〜ならぁ〜」状態・・・

なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ?なぜだ?

この時はDeeと会議が始まる。なぜフッキングしない?

理由を考える。針がきっちりとかかってないから外れる。

ポイントは返しまで到達すべきテンションをかける。

しかし、ジギングとは違う。竿とリールだけで10kg程度ある。

フッキングのために竿を振る事は出来ない。

「あっ、ドラグか・・・?!」

二人とも何かに気づいた。いままでドラグをかかったら分かりやすいように

すこし緩めていた。つまり魚がかかるとジィ〜〜〜と糸が出やすい。

シイラやカツオ、イナダ、色々釣ったが、これでOKだった。

しかし全てが硬いカジキ、フッキングさせる為にはドラグパワー全開♪

という事で、ドラグを両手で引いて少し出るくらいに硬くする(ラインが切れる手前)

ドラグの調整を全て行い、再度トライ、1時間後に

ジィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

【来た!】

 

ラインが100m出る、200m出る、止まらない

遠くで跳ねる、その雄姿にうっとり♪♪ってそんな暇はない・・・

他の竿&リールも全て回収、片付けた、その時点でラインは400m出たか?

まだ魚がいる、カジキはそこにいる!

ファイト開始だ!

ビクビクビク、と小さい魚のような反応ではない、超重い、ただそれだけ。

少し巻けば、またラインを出される。すごい力だ。

とてもじゃないけど巻けない・・・

二人しか船に乗ってない。操船の為、作業を変わってもらう。

船をラインの方向と逆(ケツ向け)に走らせ、バックで近づく

するとラインも巻ける。よっし、これだ!

とてもじゃないが、一人では無理。すごい重い・・・

二人で交代交代巻く、操船する、を繰り返す。

20分後、カジキが船のそばまで来た。デカイ・・・3mあったカジキだ、

そりゃ〜、船の回りに来ると恐ろしいくらいにデカイ・・・

恐怖が頭を支配する。これは怪我したら重傷だ・・・

この記録は米国でのカジキファイト画面。近くに来て元気だと困る。

飛び跳ねる。船に向かってくる。人間ではひとたまりもない。怪我するよ・・・

「ぐわぁ〜 Oh my god!Oh my god!」とビデオで言っているが、魚の飛んだ

方向からして、竿を持っていた人間が負傷していると思われる。。。

 

【恐怖との戦い・・・】

 

と、突然、船の周りでカジキがひっくり返る。

よし!相手も弱ってきている!!

これはラッキーだった。すぐにギャフを入れるが抵抗は少ない。

よっし、全力で持ち上げろ!!声を上げる

「せぇ〜〜の  それぇ〜」 「せぇ〜〜の  それぇ〜」 「せぇ〜〜の  それぇ〜」

5分間かかって、船の上に持ち上げた。カジキの抵抗は少しだった。

船にあがった瞬間、Deeと握手、ハグ、ビール乾杯、全てやった。感動の瞬間だった♪

 

旅の記録:
04:25 野増港を出発
05:35 トローリング開始
07:07 First Hit、フックアウト
07:30 Second Hit、フックアウト
08:33 Third Hit、ファイト開始
09:01 祝!ランディング
11:00 シーボに帰港、計測
13:00 解体終了、カジキ海へバイバイ
16:00 片付け&シャワー終了、帰路へ
18:30 自宅そばまで到着

 


古ぅ〜い(笑) いまどきピースですか(笑)

これが今回活躍したリールと竿だ

タオルに包まれ、海水をかけ続けられるカジキちゃん

直ぐに帰ろう、魚を入れるクーラーなんて

存在しないし、どうやって保管するかも知らない

タオル全てかけて、海水を浸し続け帰る事1.5時間

背中がすごい痛い・・・相当の力を出して俺が弱った(笑)

兎に角、早く帰港したい。11時には帰港していた。


今回釣れてくれたルアー♪その名もトップガン!

錆びた針・・・でも昨日研いだよ♪だからOK!

 

シーボ(シーボニアマリーナ)に帰港後、計量の為、移動。。。

この重たそうな感じがなんとも言えず、ニヤニヤしてしまう(笑)

 


近くにいた人が撮ってくれた♪俺黒人?

計測後の紙を張られた。2m96cm、90kgだった♪

少しさばいてみた・・・ナイフが折れた(笑)

もう少しさばく、すると既に身だけで10kg(笑)

吻(ツノ)は記念に持って帰るもの。糸鋸で切った

兎に角、重い。。。動かすのも一苦労。

身を切ればナイフは折れる・・・

怪物・・・本当にそう思った・・・

上記の写真部分しか身を持って帰らず、

吻を切った後に沖に出て、水深50mでバイバイ♪

Ecoな活動の一環?!

これが今回の軌跡、以外に沢山走ってない、なぜか?朝9:00にはランディング終了してたから(笑)

当日の水温分布表はこちら

 

 

先週の「アラ」に引き続き、最高の結果を残せた♪♪

感無量!!!

帰りの車の中は楽しい会話に包まれ、シーボから三浦縦貫道まで

【80分】もかかる大渋滞なのにイライラしなかった(笑)

 

帰宅後・・・食べるぞぉ〜編

切ってきた身・・・一つ一つが重い・・・

皮を剥がすと綺麗な身だねぇ〜ジュル♪♪

よしよし、売ってるカジキの形だ(笑)

ちょっと分厚く切ってみよう(笑)大名切り!!


バターで焼いて、塩コショウ&醤油でフィニッシュ♪


うんうん、思ったとおり♪ ( ゚Д゚)ウマー

煮付けてみよう♪ ちょっと砂糖多めで♪♪

兎に角、煮付ける、 煮付ける、煮立てる!

すると、ちょっととろみが出て、最高にうまい!

船に感謝♪運転疲れたけど、でも

そんなのは嬉しさで吹っ飛ぶ。

しかし良く釣れたもんだ(笑)


持って帰ってきた吻、どうやって骨にする?

ちなみに、これがウロコ・・・骨みたいに硬い・・・

 

!祝!カジキGET!!

実はこれでもまだ小型・・・目指せ200kg Overのカジキ!!

あぁぁぁ〜幸せぇ〜〜最高ぉ〜〜