最高!今まで4回もヒラメ漁船に乗ってチャレンジするも、坊主・・・オデコ・・・一度も釣れない・・・唯一一度だけ釣ったのはボートで底釣りをしていて釣れた1枚のみ。何度も心が折れた・・・普通これだけ告白して駄目なんだから、諦められなければストーカー確定。そう、私はヒラメのストーカーになりかけていた。そしてでもまた振られる・・・・そうめげそうになる背中をOGWさんが押してくれて、今まで試した千葉県大原港でもなく、千葉県片貝港でもなく、茨城県は鹿島港(アントラーズの練習場そば)から不動丸にて出航@朝6時(5時から現地スタンバイ♪自宅から1時間で到着だからとてもアクセスが良い♪)
結果はグゥゥーッド!!♪釣れた、釣れた♪初めてのヒラメが♪OGWさんから借りた竿のおかげもあるね♪
という事で、いつもより多めの写真をお楽しみください♪

太一@2008年11月


さぁ、出航、マイリールにOGWさん竿でトライ

船には13名程度が乗船している

これが餌で使う活きいわし(カタクチ)

今回は臨場感あふれる文章をお楽しみください♪

波が相当高い・・・船長曰く7mの高低差があるらしい・・・すごいね。だから湾内で鰯をつけて・・・そりゃ!

釣れない・・・こない・・・ そしたら船長が「駄目だね、あげてぇ〜」って合図。場所を波がある場所に移動。こんなのいつもの事だ。気にしない。気にしない。と心に訴え続ける。

一度餌にした鰯はとても弱る。弱って、そのまま死んでしまうのだ。かわいそうな魚生。捕らえられて、針をつけられて、痛い中で30mも潜らされ、平目に怯えながら逃げ回る。平目が食べないと陸に揚げられ、後生を終える。うーん、すごいかわいそうな魚生だ・・・

そんな事を考えながら、5匹ほどが死んでいく・・・

何度この映像を見ただろうか・・・バケツの中の鰯君。もう慣れっ子になっている自分が悲しい。すると突然

ビビビィ〜!!!

すごい当たりだ。びっくりして竿で合わせる。魚は付いていない。「あぁぁぁぁ・・・やってしまった・・・」これが平目の難しいと言われる所以だ。ヒラメ40と言い、ヒラメはかかってから40秒くらい我慢して食わせてあげないと針にかからない。というのを本で読んだし、周りからも聞いていた。ヒラメ素人は合わせてしまうのだ・・・そしていつまでたっても釣れない、という結果になる。

心臓がまだドキドキ言ってる・・・だって、初めての当たりなんだもの(みつを) だから、とても残念だし、悔しくて辛い。

船長のアシスタントが「捨て糸半分に切って良いよ。底をベタベタ流してみ」ってアドバイス。捨て糸とは錘がついている糸の事で、ほとんどの場所では根ずれを回避する為、捨て糸とハリス(針が付いている糸)を同じ長さにする。すると錘が着底しても針が底に引っかかる恐れがないのだ。だけど、それを分かった上でのアドバイス。よし、そうしよう。早速歯で糸を切り、1対2の長さに調整した。

これで準備万端?

船では2枚くらいあがってきている。既に時間は8時を過ぎている。えぇぇぇ〜、もう2時間も経ってるの?!っていうくらいにTime Does Fly。釣り馬鹿に良く起こる現象だ。

ちなみに、ビビビィ〜って来たときの鰯が右の写真。うーん、完全に尻尾をカジカジされている。ヒラメってすごく歯が鋭いので、これは間違えない、ヒラメの跡だ!って周りが言うけど、心は既に折れている・・・

心の傷口を広げないで・・・

と言いながら、この鰯を見るとFlash Back・・・
蘇る心の傷・・・

再度鰯をつけて、ぽちゃん・・・って投入。また今日も駄目か・・・あと3時間で終わりの時間だ・・・

いつもサプライズは突然にくる物だ。探し物と同じ。欲をなくして和尚になれば坊主にならない?!分かりにくいが、とにかくそういうものなの。

ぐぅ〜、ぐぐぅ〜、と引いている。ゆっくりと、ゆっくりと・・・

合わせるな・・・我慢しろ・・・食いつくまで我慢しろ・・・心と戦う。あわせたいのだが、それでは逃げる。デートと一緒で押してはいけない。押される状況を作り出せるかだ。

ぐぅ〜!!すごい竿が曲がる。よし!あわせた。重い!慎重に巻き取りながら、隣のOGWさんに「来たよ、やっと乗ったよ」って笑顔で言う。

あがってきたのは隣の人のおもり・・・(-_-;)

なんだか・・・もぅ・・・ね。恥ずかしい・・・隣ではタモを用意している船長アシスタントが待機しているし・・・あぁぁ・・・最悪。こんな事続けてたら死んじゃう。

また、餌を付ける。入れる。ぽちゃん・・・しーん。「はぁ〜」ってため息をついていたその瞬間

「ビビビィィィィ〜」

ってすごい引っ張られる。いきなり。なんだなんだ?と巻き上げる。途中軽くなる。でも間違えなく魚は何かいる。なんだ?!とパニック。でも隣のおもりと餌が巻きついた場合もちょっとだけビビビって動くから、それかも?って疑心暗鬼。

表面に上がってくるとでかいヒラメの姿。やったぁ〜!!タモですくったその瞬間、タモに糸が絡んでヒラメがポチャン・・・って海に落ちる。

心臓が止まった・・・と思った。

ビビビィ〜、まだ引いている。よし、まだゲームは終わってない。ドラグが多少出て行く・・・慎重にやり取りし、再度水面へ。慎重にタモですくって、GET♪

タモに入ったヒラメの針は外れている。危なかった・・・

その後の釣りは余裕のある釣りでした(笑)初めてだよ、こんなに余裕とゆとりがある日は♪


初のヒラメ!良い型だ!!

その後、マトウダイも釣れる(阿藤快と命名)

陸に上がって、大きく手を前に出してポーズ♪

実際に手前に持つとこのサイズ

OGWさんも2枚GET!

クーラーボックスに折れて入ってる・・・

でかい、良い色だ

測ると2.2kg、64cmだ。超大物だ♪

こうやって鰯を食べたんだろうなーって遊んでみる

まずはマトウダイを調理してみる

口をビョーンって伸ばして遊んでみる(笑)

危ないヒレを取ってしまいましょう

背のほうから開くとこうなる

中骨は出来るだけ薄く切り取りましょう

3枚におろすとこうなる

身がとても綺麗。美しい色をしている

刺身用に切ってみる

まいうー!って超うまい。吉池で3000円くらい

さぁ、ヒラメ君、君の出番だ・・・

うろこを取るのも一苦労・・・でかいから・・・

これが肝。食べるの忘れて捨ててしまった・・・(-_-;)

エラがでかい、そして新鮮だからピンク色♪

さて、頭を取ったからさばき始める

まずは包丁で背骨に沿って刃を入れる

手で引っ張りながら慎重に包丁を入れる

何度も何度も丁寧にコリコリって音させながら

開けたぁ〜5枚おろしの1枚目♪

エンガワも取っておこう♪

こうやってさばいていく

ひっくり返せば綺麗な白色、養殖は白くないのだ・・


尻尾がでかい!


同じように包丁を入れていく

コリコリ、コリコリ・・・コリコリ、コリコリ・・・

さばき終わった4枚の身♪

幅が最大10cmもあるぞ

30cm径のざるが埋め尽くされる・・・

骨はとっておこう、何かに使えそうだ

三味線を弾くバチみたいだ・・・

身を測ると約300g! これは腹側

背側の身を測るとこれ!4枚合計なんと1.2kgでした

まずは刺身を食べてみる。つまみ食い♪

甘い・・・あまーい!

島とう醤油で焼いてみる。身が柔らかくなった・・・

エンガワ、これは最高♪最高♪

では、ヒラメの 炊き込みご飯を作ってみる

ご飯をといで・・・

贅沢に刺身を切って・・・

厚切りの身を6枚(妻と3枚ずつ)入れて

切っておいた具を入れて

骨、骨!って最後に骨を入れてみて

醤油・みりん・酒・塩で味付け


さぁ、頑張って炊いてくれよ!IHよ!


その間に刺身を更に作ってみる

エンガワも大切に盛って・・・

これで刺身の完成♪


ムニエル用。キッチンドランカー1L
終了


さぁ、白ワインと一緒に頂くぜ!

マリネソースとバルサミコをかけて

初、ヒラメのカルパッチョもどき! って激ウマ!

妻がおかわりって言うから

もう一サク皮をはいで

カルパーチオ、再度完成♪って本当にうまい!

前菜の後は用意しておいたムニエルを焼く

うーん、バターとオイルの香りがGOOD

うん、うまい!最高ですな♪

ピーッ、って炊き込みご飯完成♪

ちょっと水が多かったけど、GOOD!

笑顔で写真♪・・・って、T-SHARTSは?

これがオチでした(笑)


総合評価:
(初めてのヒラメに大感激♪)
味:
(最高にうまいぞ!カルパーチオ♪)
盛付け:
(まぁ、特に何もしなかったね)
雰囲気:

(いやぁ〜最高最高♪なんでもいいぜぇ〜)

参考価格:
1.2万円/人 釣り船代
コメント:

今回お世話になった鹿島港、不動丸のWEBはこちら
こんな私にでも釣らせてくれた船長、そして親切にしてくれた船長アシストの方、本当にありがとうございました。今週末も行きます?!