いろいろな伝送線路

前回紹介した「システム構築での問題点」の中で伝送線路の重要性に触れてみたが、今回はその伝送線路の代表的な種類をいくつか紹介する。

2008年8月

 


●高周波/微小電流などの伝送線路の基本構造は同軸線路である。この同軸構造を、お饅頭をつぶしたような構造のものがストリップ線路であり、更に押しつぶしていくと中心導体と外導体が隣接し片側の外導体を取り外した構造がマイクロストリップ線路となる。

 

 ‘閏汗路 (Coaxial Line)
前回でも述べているが、高周波(微小電流)信号を水に例えると、水道の水をホースのような構造をしているものを、同軸線路という。身近なところでは、テレビのアンテナのコードとかである。測定器とプローバーシールドボックス間、シールドボックス内での配線等に使用する。

 

◆.好肇螢奪彑路 (Strip Line)
同軸構造をつぶした構造となっている。中心にあるWのラインが信号ラインで、上下がシールド面となる。プリント基板の回路配線等に使われている。高周波/微小電流対応のプローブカードの基板に使われる。

 

 マイクロストリップ線路 (Microstrip Line)
ストリップ線路を更につぶしていき、片側のシールド面を取り外した構造である。ストリップライン同様に、プイント基板の回路配線パターンに使われている。高周波/微小電流対応のセラミックブレード針に使われる。

 

ぁ.灰廛譟璽福疾路 (Coplanar Line)
中心の信号ラインSを左右から囲う様な伝送構造。主に半導体デバイスのパターン設計に使われている。20GHz以上のプローブにも応用されている。

 


以上4種類ほど挙げてみたが、他にトライキシャル線路(同軸構造の2重シード)やコプレーナ・ストリップ等他にも種類はある。要は如何に信号をロス無く伝達できるかだ。我々はシステムを構築していく上で、それぞれの信号特性に応じた設計をおこなっており、いかにデバイスの直近まで信号を伝送出来るかがノウハウである。

 


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